ところで「北海道カレー会議」というものが
存在するのをご存知でしょうか?

ここでは、単なる一カレーファンとして、
より多くの人にその存在を知ってもらいたいと
いう思いで、このコーナーを設けてみました。

「北海道カレー会議」の詳しい活動趣旨、
活動内容
公式サイトの方で紹介されて
いますのでそちらを参照してください。

このコーナーでは僕自身がカレー会議を通して、
また単に個人的にどんな活動をしていったかを
随時紹介していきたいと思います。

僕としては、カレーを通じていろんな交流が
もてたらいいなと思うわけです。
皆さんもカレーのことならなんでもいいんで
掲示板のほうもギャンギャン利用しまくっちゃってください。


    





    

北海道カレー会議発起人集会

  • 日時:2000年11月2日(木)18時30分~
  • 場所:札幌丸井今井10階レストラン
それは、2000年10月
このホームページを公開してすぐのことでした。

農学部の友達H君が、なにやら黄色のポスターをもって僕を訪ねてきました。
「あのー、今度こんなのやるんだけどどう?行かない?」
と言いながら渡された書類には『北海道カレー会議設立趣意書』
とかかれていました。
そして黄色のポスターには
「諸君、カレーで北の大地をもっとピリッとさせようじゃないか。」
というキャッチコピーとスプーンに乗ったクラーク先生が、
バイ-ンとかかれていました。

カレーのページを作っておきながら、
早くも今後のホームページのネタに困っていた僕は、
突然転がり込んできた、この絶好のおいしそうな話に
すっかり興奮して反射的に「おう、絶対行くわ!!」と答えていました。

そしてようやく落ち着いて一段落した後、
改めてその設立趣意書を読み返してみました。

…フンフン、…何っ!?クラーク先生が
生徒ハ米飯ヲ食スベカラズ。但シライスカレーハ是二非ズと言った、
と書いてあります。
ぶっちゃけて言えばクラーク先生は、
かの名言「青年よ、大志を抱け」らしからず
「青年よ、カレーを食せ」とも遺したのであると、
この趣意書は書いてあるのです。

…怪しいです。今までそんな話、一度も聞いたことありません。
(この話の真偽のほどは、カレー会議設立総会の中で分かります。)
プンプンにおってきます。

しかし、単純にこの北の大地北海道をカレーで盛り上げていこう
ということに関してここまで本気で書かれたこの趣意書に
すっかり感心しまして、僕は11月2日の「北海道カレー会議 発起人集会」
に参加することにしました。
なによりも面白そうななネタがころがっていそうです。

そして、集会当日。会場は丸井今井10階のレストラン。
果たしてどのくらいの人が来るのかかなり不安だったのですが、
もう大盛況!!あふれんばかりの人が来てました。

僕は、ナメられちゃいかんというわけで
カレー部ジャージを着て単騎で乗り込みました。
会場を見渡すとなにやら僕と同じような黄色の服を着ている人物
いました。
それは、紛れも無く北大カレー部元主将、馬屋原亨史くんでした。
かつての同志もやはりこのカレー会議を見逃していませんでした。

しかも彼はなにやら役員の人にいろいろと指示を受けています。
どうやら今日のカレー会議の代表として趣意書を朗読してくれ
頼まれているようでした。
そして、会が始まる前から彼は黄色のバンダナを巻きつつ
必死に朗読の練習をしていました。
シラフじゃやってらんないっすよ!!と、
彼は早くもビールをガッツリ飲んでました…。

そして、いよいよ会がはじまりました。
きちんと舞台まで整っていて辺りは取材の
テレビ局のカメラマンでいっぱいです。
こんなに注目度高いとは予想外です。
フラッシュが降り注ぐ中、呼びかけ人の方のご挨拶、
そしてついに馬屋原くん登場。カメラが彼を取り囲みました。
少々長かったものの見事に大役を成し遂げ、
彼はその後、道内メジャーへの道を歩むことになります…。
その後の立食タイムでも彼は各業界人からモテモテでした。

もう、インパクトありありのこの顔、みなさん一度は見たはず…。

ところで、この会の目玉はなんといっても
「21種類のカレーが食い放題」というものでした。
おそらく参加された方の大半はこれが楽しみだったと思われます。
僕も何種類かカレーを食べました。
しかし、途中からカレーよりもむしろビールばかり
(山のような缶ビールが!)飲んで、すっかりご機嫌になってました。
そして、カレーを食うよりも周りのいろいろな方とお話ばかりしてました。

この会には札幌市内のカレー屋さん(「スリランカ狂○国」「プ○プル」「サ○イ」…)
のマスターもたくさん参加されてました。
そうした方とお話する機会がもてたのは貴重な経験でした。
そして、あっという間に2時間が過ぎ、宴も酣といったところで終了…。

単純にカレーが好きというだけで、それこそ老若男女問わず、
たくさんの方が集まってカレー談義で盛り上がったこの
「北海道カレー会議発起人集会」。
これから、北海道がカレー大国になる日を夢見つつ、
さらに各々がカレーを通じて交流していけたら素晴らしいなと思いました。

カレー会議の前途を期して乾杯!!といった感じでしょうか。

追:ちなみにその日はノリ的に、カレー会議で会った友達同士で
さらに飲みつづけ、結局僕は軽くつぶれちゃいました…。


                                     
   
    

北海道カレー会議設立総会

  • 日時:2001年2月5日(月)18時30分~
  • 場所:札幌共済ホール6階
昨年11月に北海道カレー会議発起人集会が行なわれて
からというもの、札幌では雑誌やテレビでカレー特集が
組まれてにわかに盛り上がってきていました。

我らが北大カレー部元部長の馬屋原くんもあれ以来
テレビ取材が殺到し、着々と道内メジャー への道を歩んできています。

そして、ついに2月「北海道カレー会議」設立総会の日が
やってまいりました。
正直、「設立総会って何やんのよ!?」ってな感じであんまり
期待してないながらも、やはりネタ作りのためには
「こりゃ行っとけでしょ!!」ってなわけで、
友達3人で乗り込んで参りました。

場所は共済ホール6階。まず受付を済ますと、
受付のおねーさんが笑顔でなにやら一束の黄色いカードをくれました。
それはよく見ると…北海道カレー会議会員証」カードでした。
これを自分風にアレンジして使ってくれとのことでしょうが、
こんなに沢山(↓!!)、一体どーやってさばきましょう、といった感じです。


そしてカンパとして500円を払い、カレーパン2個牛乳
もらってホールの中へ。…メチャクチャ広いです。
とりあえず、形から入る僕としては迷うことなく前列中央へ。
そこで開演するまで暇だったので、軽くカレーパンを食ってました。
そのうちの1個「クラークカレーパン」は、
明治時代にはよく食べられていたという鹿肉が入っている
のが売りでした。これはなかなか美味かったです。

そしていよいよ6時半開演。
まず、司会のおねーさんが明るくご挨拶。
もちろん、スーツは黄色。おそらく今日のために用意されたのでしょう。

式はさすがに設立総会というだけあって、前回の発起人集会の
フランクな感じとはうってかわりお堅い雰囲気。
今回はカレー好き同士で交流といった感じではなかったです。
式次第も議長選出、役員選出、議事、会長挨拶、
メッセージ披露、最後は設立総会アピールと、トントン進み、
40分程度で第一部設立総会終了。
「あっ!会長さんのネクタイも黄色のチェックじゃん。」
なんてことを思っているうちに終了。10分間の休憩。
改めて会場を見渡すと、ほとんど若い方はいませんでした。
かなり僕ら、浮きまくりでした。

ただひとつ感じたのは、役員の監事になられた方は
年配の方が多かったですが、もっといろんな年代、
特に若い人も入れたほうが柔軟になるのでは、ということです。
せっかく馬屋原くんなどといった優秀な人材もいるわけですし…。

第2部は食文化界で著名な森枝卓士さんによる記念講演。
演題は『カレーライスと北海道』。これが楽しみで来られた方も
多かったことでしょう。
「なぜ、北海道がカレーなのか?」というところを中心に、
カレーの日本への普及、そして北海道への普及についてお話されました。
実際、クラーク博士が「カレーを食っときゃ間違いない」
言ったかどうかはあやふやであるが、明治10年前後に札幌農学校で
鹿肉の入ったカレーを食べたという記録と、
明治14年頃には1日おきにライスカレーだったという記録は
確かだそうで、少なくともタマネギとじゃがいもの普及において、
クラーク博士と札幌農学校の功績は大きかったということは
確実に言えるそうです。
最後に、カレーにおいても、例えば”北海道ならカレー米”
いったようなブランド化を図って、地域との土着化が進めば
おもしろいのではないか、という内容で締められました。
なかなか興味深いお話でした。

そして8時半頃、全て終了。

…あまりにも、ネタが無さ過ぎます
これでは何のために今日来たのか分かりません。
ってなわけでとりあえず壇上に登って記念撮影
そして、せっかく今日のために黄色のスーツを着てくれた
司会のお姉さんと黄色同士で記念撮影。そして森枝さんとも。

かなり強引に楽屋に乱入…。それでもお姉さんは笑顔で迎えてくれました。


「今、ヤングジャンプに『華麗カレーなる食卓』というマンガ連載してるから見てね。」(森枝さん談。)
ちなみにこの写真を撮ってくださったのはカレー会議の会長さん…。僭越です。


最後にノリ的に森枝さんの著書を買って、
余った牛乳をガッツリもらって帰りました。

まあ、今日の総会は地味でしたが、
これからの北海道カレー会議の活躍に期待しましょう。

                                     
   
    

第1回プチカレーコムパ

  • 日時:2000年11月18日(土)16時~
  • 場所:札幌。友人H君宅。
さて、11月2日に行なわれた「北海道カレー会議発起人集会」のあと、
僕と友達H君、D君と3人でそのまま飲みに行きました。
3人ともそれまでの集会でカレー好きと交流していたことで
触発されていたのか、カレーについて熱く語っていました。
その中で誰からともなく「んじゃ、カレーコムパしよう」
という話がでてきたのでした。

コンセプトは
みんなでカレーを作って飲んで酒を飲む。
毎回、誰か知らない人も誘って交流を広げていく。
だけど、決して大人数ではやらない。あくまでpetitに。

というもの。

後日、さっそく発起人集会で知り合った人に電話をかけてみたら
来てくれるとのこと。
こりゃ楽しくなりそうだと盛り上がっていた矢先に、
非情なキャンセルの電話が…。

こうして、記念すべき「第1回プチカレーコムパ」は
結局内輪オンリーの5人で行なうことになったのでした。

ここでは、写真が暗くて失敗して載せられませんが、肝心のカレーは
そこそこ美味しくでき、その後の飲みも楽しくなかなか良い会でした。

                                     
   
    

第2回プチカレーコムパ

  • 日時:2000年12月16日(土)18時~
  • 場所:札幌。友人H君宅。
今回は前回のコムパとはガラっとメンツが代わり参加人数6人。
写真を中心に…。

盛り付けが汚い…。

緊張して第一口目…。

「あぁ?思ったよりいーじゃない。」すっかりご機嫌です。
                                     
   
    

第3回プチカレーコムパ

  • 日時:2001年1月28日(日)17時~
  • 場所:札幌。友人H君宅。
参加人数5人。写真はちょっとありません。ごめんなさい。

これからも随時報告していきます。

      
    

第4回プチカレーコムパ

  • 日時:2001年2月18日(日)15時~
  • 場所:札幌。友人Hくん宅。
  • 参加者:Dくん、Hくん、Oさん、Rさん
       Mさん、Cさん、僕Kの計7名。
さて、このプチカレーコムパ。当初のコンセプトでは
「毎回知らない人も誘って…」と掲げたものの、
第2回、第3回とも結局のところ、ほぼ同じメンツ
なってしまい若干ヤラレ気味でした。

そのため、作るカレーもなんとなく似た味になってしまっていて、
ここらでガツンと変化が欲しいと思っていた今回…。
このホームページを通して、新たにRさん、Mさん、Cさんの
3名が初参加してくれたのでした。

さすがに皆さんかなりのカレー好きで、当日初めて会った
にも関わらず、5分もしないうちにいきなり
コアなカレー屋情報話意気投合してしまいました。
…この調子だと今日のコムパは
ちょっとすごいことになりそうです。

さて問題は、今回どんなカレーを作るかです。
みなさんそれぞれのカレーの作り方があるはず。というわけで、
まずはHくんの部屋で作戦会議

…その結果、
タマネギのほかにキャベツをいれてみよう。
(甘味と水分が増すのではないか?)
肉は鳥の手羽元で。(やっぱ鶏っしょ。)
あとは、作りながら各自のインスピレーション
フル活用し、流れ重視で…。

ということに。

それだけの最低ラインを設けて、いざ調理開始。

あくまで流れ重視。各自のアイデアを出し合う…。

タマネギをガッツリ炒め、そこにしょうが、にんにく、
セロリを入れ、トマトホールも。


「タマネギ焦がさないようにねー。」との何気ない一声に
顔をこわばらせるRさん。


その後、メインのキャベツを入れて水分が出てくるまで
火を通してからスパイスと肉を。

そして前日からとっておいたスープを入れて味を整え、完成。
仕上げにはCさん持参のチキンマサラを、
ターメリックライスにはMさんのアイデアでナッツを入れるなど、
まさに総結集してできたこのチキンカレー。


見た目もなかなかきれい。ターメリックライスにはナッツが。

肝心のお味のほうは…。今までで最高の評価でした。
キャベツもガッツリ煮込んだので、ほとんど溶けて
それでいて甘味もでていたしで正解でした。
いろんな隠し味をいれたのもコクが深まり良かったようです。

そして、カレーを食しながら、これまたみなさんお土産で
持ってきてくれたワイン、シャンパン、サモサ、
アツァール
をつまんで…。

右がサモサ。左がアツァール。大根などをたくさんの香辛料でつけたもの。
酒のつまみとしてもすごくいける。


かなり楽しい時間が過ごせました。
もう、皆さんご機嫌に酔っ払っちゃいました。
今回は初めて共同でカレーを作ったために
あまり冒険は出来ませんでしたが、次回は失敗恨みっこなし
スープカレーにも挑戦しようという話もでてきたのでした。


ビールにワインにシャンパンに…。ご機嫌です。


みんな、だいぶいい感じになってきて…。


なぜか最後は泡盛も登場。その後は早かった…。

今回のカレーコムパ参加者で新たにcurry7なる
団体を旗揚げし、新たなカレーの可能性を追求していくとか
しないとか…。(以下、続く。…のか?)